2024-05-13
ずっと応援してきたファンの皆さんの反応も同じで、いつもの竜王名人に戻った!と喜んでいました。勿論、私も。
思い返せば、タイトルを防衛しながら順々に奪取していく過程で、危ない対局も沢山ありましたが、そんな中、これは神様に「八冠を取りなさい」と選ばれているのだな、と感じさせられる勝利もいくつかありました。
勿論実力が他の棋士と次元が違うと感じさせられるものの、まだ21歳!
まだ進化の途中です。
戦法などの試行錯誤もあります。(実際、試しているんだな、と感じる対局もありました。)
特に今、一番長い持ち時間の名人戦と、一番短い叡王戦をダブルで戦っているため、調整が難しい面もあるでしょう。
また冷静に振り返れば、全冠制覇が予想より遥かに早かったことは事実で、御本人もきっとそう思っているはずです。ですから、暫くはその微調節の時期が来るのかもしれません。
しかし、それが、「藤井一強時代の終わり」の訳がありません。
物を知らない一般週刊誌の記者が、刺激的なタイトルをつけたりしていて腹立たしい限りです。(しかも、藤井「7段」と書いていたりして、無礼にもほどがあるというものです。タイトル保持者はタイトル名を付けて呼ぶものですし、段位は随分前から最高位の9段です!!)
ファンは叡王戦のこの後の2連勝=防衛を信じていますし、そうなると思いますが、(一時的に)奪取されることが絶対にないとは言い切れません。 でも、そんなことが起こったとしても、それはあくまで一時的なもので、すぐに取り返せる充分な力があることを疑う人はいません。(少なくともまともな将棋関係者には。)
早くスッキリしたいものですが、連戦でお疲れの藤井竜王名人。くれぐれもお体大切にして頂いて、切れ味の鋭い、誰もまねのできない『面白い将棋』をまた見せてくれることでしょう!
私たちファンは、「八冠だから」応援するのではなく、その将棋の内容の、唯一無二の素晴らしさ、余人をもって真似のできない終盤の切れ味、そして何よりその優しくてユーモアのある魅力的な性格・人物に限りなく惹かれるのです。
若いですが、四百年の歴史を持つ将棋界の頂点に相応しい人物なのです。
そして、私(たち)は、晴れの日も雨の日も、変わらず応援し続けるのみです! (^^♪
頑張れ、藤井聡太竜王名人!!
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